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さいたま市桜区 和心道接骨院
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足のかゆみと皮膚の傷〜原因の仮説と検証〜
ある患者さんの足を見た時、ふくらはぎが傷だらけになっていました。
中には深くえぐれたものもあり、ガーゼが当ててありました。
理由を聞くと、「夜、寝ている間にかゆくて掻いてしまっている」とのことでした。
皮膚科へ行って化膿止めをもらい傷に塗ってガーゼを当てているが、寝ている間にまた掻いてしまいなかなか良くならないとのことでした。

この患者さんの症状を考えた時、治さなければいけないのは「皮膚の傷」ではなく、「かゆみ」であり「掻いてしまうこと」です。
いくら傷を治そうとしても、かゆくて掻いてしまっていては良くなりません。

論理的に分析してみました。
「かゆみ」とは何か?

「かゆみ」とは「痛み」の弱い症状であり、感覚の種類としては「痛み」です。
つまり、「ふくらはぎの痛み」を治せば良いわけです。

ではなぜ、寝ている間にふくらはぎがかゆく(痛く)なってしまうのか。

考えられるのはふくらはぎにかかる過剰な負荷と自律神経の異常興奮。
ふくらはぎが必要以上にがんばってしまっているとふくらはぎの痛みがでやすくなります。 
上半身と下半身の力のバランスが崩れると、肩に力が入り過ぎ、自律神経が興奮状態となり、感覚に敏感になってしまいます。

ふくらはぎが「痛みを出すほどではないが痛みがでやすい状態」にあると、夜眠っているときに意識がふくらはぎの症状に集中し、弱い痛みを敏感に感じ「かゆい」となり掻いてしまう。

この仮説に基づいて、上半身と下半身の力のバランスを治し、ふくらはぎが痛みを出さずにすみ、肩の力が抜けて自律神経の興奮状態がおさまるよう治してみました。

3日後来られた患者さんの足の傷はきれいに治ってきていました。
足を掻いてしまうこともなく、夜もこれまでにないくらい熟睡できているとのことでした。

この結果、仮説は正しかったと証明されたわけです。

治療とは仮説と検証の繰り返しです。
仮説が正しければ治り、間違っていれば治らない。
ただそれだけのことです。
仮説は治療家の経験と知識によって大きく異なります。
より正しい仮説を回り道することなく立てられるよう、これからも日々研鑽していきたいと思います。


「物理学的運動理論」で3ヶ月の練習よりも30分の治療の方が上達




| 和心道 | 足のかゆみと皮膚の傷 | 01:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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