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さいたま市桜区 和心道接骨院
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膝のケガ(3)〜野球・バッティングフォーム分析(2)〜
今回は、前回の写真から松井選手のバッティングの特徴を分析したいと思います。
単純に写真だけで特徴をとらえると、
1、ハーフスイングをとられやすい。
2、打ってから走り出すまでにワンテンポ間ができてしまう。(内野安打が少ない)
というのがわかりやすいと思います。

特徴1は、上半身主動であるため、スイングの勢いを脚で止めることができず、バットが回ってしまいやすいためです。下半身が主動であれば、バットは最後に出るので、脚で止めた時点でバットは回りません。

特徴2は、スイング後に上体が反ってしまい、また、右脚に体重が残っていないため、走り出すまでにいったん上体を立て直す必要があります。そのため、スタートがワンテンポ遅れ、内野安打になりにくいのです。
後述の予定ですが、イチロー選手の場合、スイング後も体重が下半身に載っているため、体勢を立て直す必要がありません。打った時点でスタートが切れるため、内野安打が多いのです。

松井選手のようなバッティングをしている選手が膝をケガした場合、治療すべきは、主に、ふくらはぎと股関節、そして背中です。
まず、背中の筋肉を緩めます。
すると、上体に必要以上に入っていた力が抜けるため、膝が横に移動しようとする力がなくなります。
また、ふくらはぎと股関節を緩めると、下半身、特に右脚が全体的に柔軟に使えるようになります。
そのため、思い切りスイングをしても、上半身の力を下半身が上手に吸収でき、膝に負担がかからなくなるはずです。

基本的にスポーツは「足で立って」するものです。
様々な動きで生まれる力をいかに上手に下半身で吸収するかが、ケガの予防となり、また、技術の向上にもなるのです。
| 和心道 | 膝の靭帯損傷 | 10:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
膝のケガ(2)〜野球・バッティングフォーム分析(1)〜
松井

今回取り上げるのは、ヤンキースの松井秀喜選手です。
先日、右膝の手術をしました(半月板の除去)。

私は以前から、松井選手は30才を過ぎた頃から脚のケガをすることを予測していました。
その予測の根拠は、バッティングフォームにあります。
写真を見てみましょう。
わかりやすいポイントは3つです。

1、上半身が大きく起き上がってしまっている。
2、お尻が右に突き出してしまっている。
3、右脚が伸びきり、足の裏がめくれ上がってしまっている。

上記のことが何を示しているのでしょうか?

答えは、「上半身主動のバッティングである」ということです。
ポイント1は上半身の力でスイングしていることを示しています。
ポイント2、3は上半身の遠心力に押し出される形で右足の体重が外側に移動してしまっていることを示しています。

これはどういうことかというと、
「下半身が上半身の動きに振り回されてしまっている」
ということです。

スイングのたびに、右脚に横に移動する不自然な力がかかるため、必然的に右脚を故障するのです。

ちなみに、私の友人が松井選手のバッティングフォームをマネして思い切りスイングしたところ、一発で膝を傷めました(苦笑)

松井選手がなぜ30才を過ぎるまで持ったかというと、生まれもって人並みはずれた筋力があったからです。
松井選手の高校時代を知る人と話したところ、高校入学時点で「人並みはずれて大きかった」とのことでした。

では、なぜ30才を過ぎるとケガをするのでしょうか?
スポーツ選手のほとんどは、30才を過ぎると「引退」していきます。
これは、30才を過ぎると、どんなにトレーニングを積んでいても3割ほど筋力・体力が落ちるためです。
松井選手も例外ではありません。

松井選手のケガは、これまでの体力まかせのスイングが、もう通用しなくなってきていることを示しているのです。
つづく
| 和心道 | 膝の靭帯損傷 | 10:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
膝靭帯損傷〜症例1・内側側副靭帯損傷〜
膝の靭帯には、内側側副靭帯、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯の4つがあります。
どの靭帯も、損傷すると、必ず現れる症状が、膝関節の不安定感です。
手術をしても症状がとれず、苦しんでいる方が多いようです。

この不安定感を克服するには特に「股関節」を直す必要があります。

内側側副靭帯損傷の場合

仰向けに寝ると、傷めている側の足が自然と開いてしまうことが多いです。
これは、股関節の内側の筋肉が機能を失ってしまっている証拠です。
股関節が不安定なため、膝を一方向に支えることができず、膝がぐらぐらした感じを受けるようです。

私自身、柔道の試合で内側側副靭帯を断裂しましたが、股関節を中心に治療をすることにより、1ヶ月後には、テーピングなどで固定することなく、再び柔道の試合に出場できた経験があります。

膝を横に揺らしてみましょう。
膝を揺らしているのは股関節の筋肉であることがわかると思います。


つまり、膝の不安定感=股関節の不安定と言えます。

靭帯が切れたという結果よりも、なぜ靭帯が切れてしまったのかという原因を考えて治療をすれば、早期克服も可能になってきます。
| 和心道 | 膝の靭帯損傷 | 18:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
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