8 1 6
3 5 7
4 9 2
2 9 4
7 5 3
6 1 8
自然体を数学的に表すとこのようになります。
といっても、これがなんだかわかりませんよね。
上記の二つはそれぞれ魔法陣になっています。
縦、横、斜め、どの方向でも3つの数字を足すとすべて「15」になります。
また、2つの魔法陣を重ね合わせるとどれも「10」になります。
バラバラに並んでいるようで法則性があり、バランスがとれていて、無駄がなくきれいです。
人間の身体もこれに当てはまります。
右手、左手、右足、左足、頭、胸、腹、背中・・・
それぞれのパーツが独立して存在していながら、一つだけでは何の意味も持たなくなってしまう。
すべての位置関係、力関係がバランスよくないと機能を失ってしまうのです。
ケガをしたとき、痛みが出たとき、動けなくなったときなど、身体が本来の機能を失ってしまったとき、身体を治すには、身体を本来の規則性・法則性に戻してあげなければならないのです。
魔法陣で「5」という数字をみたとき、「5」だけ見ていると、そこがなぜ「5」なのかわかりません。
しかし、周りを見渡したとき、「5」は「5」でなければならないことがわかります。
私はこの「自然体の法則」こそが診断・治療の基礎だと考えています。